ソフィア・グバイドゥーリナ シャコンヌ

Sofia Gubaidulina ----- Chaconne
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現代音楽をプログラムに入れるのは個人的共感からである。マスメディアの発達による価値観の多様性や、それに伴う個人的矛盾など人間的苦痛がよく理解できるからだ。もう一つの要素としてプログラムの多様性からである。騒音のような非和声音や機械的な冷たい感触は、古典的な機能和声の音楽と対照的で、そのコントラストはとても印象的である。
 グバイドゥーリナは、旧ソ連のタタール自治共和国出身の作曲家で、モスクワ音楽院では「いい加減な音楽」との烙印を押された。1980年代にヴァイオリン協奏曲が国外で演奏されて、これが現在の国際的な名声のきっかけとなった。
このシャコンヌはグバイドゥーリナの特徴を知るによい作品である。右手と左手の極端な開き、故意に入れられた不響音、音程をずらした半音階的進行、ディナーミクの幅広い設定など、どこを聞いても現代音楽の刺激的な響きを感じ取れる。また原始的なリズムも利き所だろう。